表計算ソフトの代名詞と言えるExcel。
このExcelの操作をプログラミングで自動化すると、パソコン作業が劇的に効率化します。
手作業で数日かかっていたようなExcelの操作でも、一瞬で完了することが可能になります。
Excel操作のプログラミング言語といえば、Excel VBA/マクロが代表格です。
Excelには『ビジュアル ベーシック エディター』が標準装備されているため、
プログラミング向けテキストエディターをインストールする必要がなく
Excelの設定だけで、Excelを自由自在に操作するExcelマクロを組むことができます。
一方、機械学習や人工知能(AI)ブームを受け人気が高いプログラミング言語がPythonです。
このPythonを実行するためには、『Anaconda』や『Visual Studio Code』のインストールが
必要ですが、これらをインストールし、xlwingsライブラリを利用すれば、
Excelを自由自在に操作するPythonプログラムを組むことができます。
『PG_Seminar』は、ツインサイトです。
Excelマクロによるセル操作の解説サイト『Excelマクロガイド(セル操作)』と
Pythonプログラムによるセル操作の解説サイト『Python-xlwingsガイド』といった
2本の線路のような構成です。
『Excelマクロガイド(セル操作)』と『Python-xlwingsガイド』は
第2章から第7章までは平行に走る2本の線路のように、
『セル位置の指定』、『ループ処理でセルに値を書きこむ』、『ループ処理でセルの値を読みとる』、
『ループ処理でセルからセルへ値を代入する』、『条件分岐処理でセルの操作を分ける』、
『関数やプロパティ設定を使いこなす』というように、プログラム言語が異なるだけで
文脈や例題はほぼ同じ内容となっていて、相互乗り入れができるようにしています。
『Excelマクロガイド(セル操作)』を見ながら、
この処理をPythonプログラムでコーディングするとどうなるかを調べるときは、
『Python-xlwingsガイド』の該当ページにリンクできるようにしています。
逆に、『Python-xlwingsガイド』を見ながら、
この処理をExcelマクロでコーディングするとどうなるかを調べるときは、
『Excelマクロガイド(セル操作)』の該当ページにリンクできるようにしています。
各サイトを最初から最後まで読みながら実際にプログラムを書いて実行することを、
繰り返し実践していただければ、Excelを思いのままに動かす技術をマスターすることができます。
その技術を学業や業務に活かすことで、一人でも多くの方に、思いのままに明るい未来を
創り出してもらえれば幸いです。